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平成22年度入選作品紹介

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カーレース スクリーンキーボードエディタ Vis-LiTer
KNOWALL LIBRARY 2.0 TreisPyles FAL(深谷エアライン)システム
ULO (Unidentified Launch Object)    

経済産業省商務情報政策局長賞 Vis-LiTer

下村 祥生

下村 祥生

京都市立堀川高等学校 自然探求科3年

Vis-LiTer
作品概要
堀川高校の講堂舞台の照明装置をパソコン上で再現するシミュレータを開発しました。この照明シミュレータを用いて、クラス劇の照明の操作練習を行うことができます。
開発には、実際の舞台上の照明の様子を撮影した写真、及びそれをもとに合成・編集した画像を用い、このRGB値を調整することによって照明の様子を忠実に再現しています。
また、照明の状態をファイルに保存、読み込みができるようにしています。保存形式はテキスト形式のため、テキストエディタで編集することも可能です。
制作目的 / テーマ 堀川高校の文化祭では、講堂を使った劇の演目が通例10〜20程度あります。堀川高校の講堂の照明装置は本格的なもので操作が難しく、また生徒は日常的には使用しないため、照明の操作に慣れるのに時間を要します。さらに、講堂を使う演目が大変多く、文化祭直前に練習時間が取りにくいという問題もあります。これらの問題点を解消するために、パソコン上で照明装置を再現するシミュレータを開発しました。
作品のアピールポイント アピールポイントは以下の3点です。
  1. 実際の舞台上の写真を用いているので、実物にかなり近い様子を再現できている点
  2. 操作方法をポップアップ等で表示し、初めて操作する人にも簡単に分かるようにしている点
  3. 特別なインストールは不要で、校内ネットワークの共有フォルダにこのシミュレータを置けば、誰でもすぐに練習することができる点
プログラミング上で工夫した点 プログラミング上での工夫した点は、大きく以下の2点です。
  1. 実際の舞台上を撮影した画像のRGB値を読み取り、その値を調整することによって照明の様子を忠実に再現している点
  2. 照明の状態をファイルに保存、読み込みができるようにしている点
    保存形式はテキスト形式とし、簡単にテキストエディタで編集できるように工夫しています。
開発言語 / ツール HSP
応募したきっかけ 高校の先生の紹介で応募しました。
プログラミング歴 2年
どうやって勉強したか 電算機研究部の先輩に教えていただいたり、インターネット、本などで勉強しました。
シミュレータのアイデアは、「探究基礎」という課題研究の授業で、先生や生徒達とディスカッションして得られたものです。
入賞した感想 連絡をいただいたときは、とても信じられない気持ちでした。時間をかけて取り組んだものなので、評価をしていただけてとても嬉しく思います。本当にありがとうございます。
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