経済産業省商務情報政策局長賞 | |||
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Acheul | CAS | HERO | Twinkle Star |
WORD's in BOOK | テキストの同期を取るツール |
作品概要 | ネットワークを介して行われるプログラム開発やドキュメント校正などの議論を、リアルタイムに支援するためのアプリケーションです。このアプリケーションを使用することで、ひとつのテキストデータ、プログラムソースに対し、ネットワークを介した複数人での問題箇所の指摘や強調、また同時にリアルタイムでの編集を可能とし、実際に相手と顔をあわせてソースやテキストを指差しながら話し合う感覚での議論を実現することができます。 |
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制作目的・テーマ | チャットなどでプログラムやドキュメントについて議論する際に、問題箇所をいちいちチャットにコピーし貼り付けたり、あらかじめ相手に渡しておいたテキストの行数を指示したりと面倒な手間が多く、議論が滞ることが多々あったため、リアルタイムで更新されるテキストを見ながら範囲選択での問題箇所の強調や双方向から編集が出来るソフトがあれば議論が効率化できると思い、これを製作しました。 |
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作品のアピールポイント | 現在、複数人で開発するためのアプリケーションとしてはバージョン管理システムがあります。複数人で同時にドキュメントを編集するためだけならGoogle docsがあります。ですが、複数人による実用性のあるリアルタイムでの議論を可能とするためには、今回作ったようなP2P接続で即時性の高い単体アプリケーションを用いるべきです。 |
プログラミング上での工夫した点 | ひとまず予定の動作を実現する事を重視して、視覚的にも機能的にもシンプルにまとまるよう開発しました。今回は時間の問題もあり実装のスマートさや可読性はあまり力を入れられませんでしたが、低コストで必要最低限の機能を実装することを重視しつつも、今回は実装できなかったほかの機能やユーザインターフェースなどの拡張性を視野に入れつつ開発するよう心がけました。 |
開発言語、 ツール |
開発言語:C# 2.0 開発環境:Microsoft Visual Studio 2005 |
応募したきっかけ | 今年が応募できる最後の年だったので、折角なので是非参加したいと思い応募しました。 |
プログラミング歴 | 5年 |
どうやって勉強したか | 本やWeb上の資料を読んでの独学が多く、他には学校の部活(プログラミング研究会)や大会などで知り合った友人などに教えてもらうなどして勉強しました。 |
入賞した感想 | 今回開発したアプリケーションは、普段からの不満を少しでも解消しようと思い立って開発したもので、入賞するとはあまり思っていなかったので入賞の知らせを聞いて驚きました。 |