第30回U-20プログラミング コンテスト 平成21年度情報化月間 トップへ戻る

平成21年度 入選作品紹介

経済産業省商務情報政策局長賞
Acheul CAS HERO Twinkle Star
WORD's in BOOK テキストの同期を取るツール
経済産業省商務情報政策局長賞 HERO Help Earth Reset Organization
チーム Eco☆friendly
松原 史歩 / 今西 志帆 / 石原 茉依 / 千葉 絵梨香
岐阜県立岐阜商業高等学校 情報処理科 3年
作品概要

HEROは、プレイヤーがキャラクター(エコの妖精)を育てることを通して、どれだけエコな生活ができたかをプレイヤー自身が実感できるシミュレーションソフトです。
身近なエコ(地域の清掃活動に参加するなど)をすることで、ポイントが貯まります。そしてそのポイント数によってキャラクターの成長具合が変化します。エンディングは、最終日のキャラクターの成長度合いに伴い、変化します(3パターン)。キャラクターを育てることを中心としているので、環境問題に興味のない人でも楽しくエコを学ぶことができると思います。

制作目的・テーマ 日本の環境に対する目標は、温室効果ガス排出量6%の削減です。その国民全体認知度は49.7%(きかせて・netモニターによるアンケート結果)です。これはエコに対する意識が低いことを意味しています。そこで、このソフトを通して多くの人がエコを意識して、自発的に行動できるようにするという目的をもち、この作品制作に取り組みました。
テーマは、「キャラクターを育てながらエコを学ぶ」です。
作品のアピールポイント 最初から最後まですべてオリジナルであることにこだわりました。絵はもちろん、料理の写真も実際に自分たちで作ったものを使用しました。
動きの点では、キャラクターやドアの開閉などの動作をよりリアルにするため、細かく書き込み、長い時間をかけて仕上げました。言われなければ見過ごしてしまうような小さな箇所にもそれぞれこだわりがあるので見てほしいです。
キャラクターもみんなから愛されるようなものになったと思います。
プログラミング上での工夫した点
  • 保存機能(ゲームを開始してからクリアするまでに長い時間を要するので、データを保存して続きから始められるようにセーブ機能をつけました。)
  • ポイント加算(変数を使って点数を加算し、それによって最終評価が変化するようにしました。変数の名前は覚えやすく、分かりやすいものにしました。)
  • スムーズな操作(VBにFLASHを埋め込み、それによる不都合な面もプログラムでフォローしました。)
開発言語、
ツール
Microsoft Visual Basic 6.0
Macromedia Fireworks 4 日本語版
Macromedia Flash 5 日本語版
応募したきっかけ 高校生活の最後にU-20プログラミング・コンテスト入賞という大きな挑戦をしたかったから。
プログラミング歴 約3ヶ月
どうやって勉強したか 分からないところは、「かんたんプログラミングVisual Basic6.0 基礎編」と「速習Webデザイン FLASH5」という本を参考にしました。
入賞した感想 電話で「通ったぞ!」という先生の声を聞いたとき、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。学校に泊まって徹夜をしたこともありました。一番に協力をしてくださった豊吉先生には心から感謝しています。
トップへ