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コンテストの歴史

U-22プログラミング・コンテストは、優れたIT人材の発掘・育成を目的に1980年から経済産業省主催でスタートしました。
その後40年以上、時代の変遷によって、名称や対象年齢を変更し、2014年に民間に移行され、現在は次代を担う若者を応援したいという協賛企業支援のもと実行委員会主催で開催を継続しています。
コンテストの歴史

過去受賞者から
U-22世代に向けたメッセージ

2008年度 経済産業大臣賞

奥田 遼介

氏名:奥田 遼介

所属:株式会社Preferred Networks

現在の仕事内容・これまで関与したプロジェクト

Chainer:深層学習フレームワーク

CuPy:GPU向け汎用配列計算ライブラリ

開発で良く使う(もしくは便利な)ツール・サイト

Python開発
・PyCharm:Python開発に特化してIDEです
・Jupyter Notebook:Webアプリケーション型のPythonのインタラクティブシェルです

プログラミングを学ぶ推薦書籍・サイト

・WisdomSoft 初級から上級(http://www.wisdomsoft.jp/
この方の書籍も読みやすいです。
私はこの方のサイトでC系の言語を勉強しました。
特に複数のプログラミング言語を学ぶ時に、同じ作者が書いているので、必要な所だけ拾い読みがしやすいです

・CPUの創りかた(渡波 郁):中級以上
プログラミングではなくCPUの作り方の話なのですが、プログラムってどう動くかの知るためにすごく有用です。電子工作に関しても初歩から説明がかいてあるので、お勧めです。あと絵がかわいいです。私はこの本を読んで実際に電子工作してCPUを作りました。

2010年度 経済産業大臣賞

三村 聡志

氏名:三村 聡志

所属:株式会社イエラエセキュリティ

現在の仕事内容・これまで関与したプロジェクト

組込機器やスマホアプリなどの脆弱性診断

Windows Kernel上で動作するDriverの開発

開発で良く使う(もしくは便利な)ツール・サイト

Visual Studio Community.
可能であれば ReSharper も入れておくと良いです。

U-22世代へ向けたメッセージ

・業務中におけるとっさの判断を正確に行うにはこれまでの経験がとても重要になってきます。
今コロナの影響で時間が多く取れる状況になっていますが、この時間を活かして好きなことを徹底的に掘り下げてみてください。
コンピュータに関係しなくても何でも良いです。どこかできっとこの経験が活きる時があると思います。

2012年度 商務情報政策局長賞
2014年度 商務情報政策局長賞

坂本 蓮

氏名:坂本 蓮

所属:Anyflow株式会社

現在の仕事内容・これまで関与したプロジェクト

サイバーエージェントに入社後起業し、現在はAnyflow株式会社の代表取締役CEOをしています。
複数のSaaS間のデータを統合し、業務の自動化を実現するプラットフォームの開発と運営をしており、CEO兼プロダクトマネージャーとして従事しています。

開発で良く使う(もしくは便利な)ツール・サイト

GitHub、VS Code

プログラミングを学ぶ推薦書籍・サイト

今だとProgate等のサービスを使って感覚を掴んで自分の作りたいプロダクトをつくるというのが最短経路な気がしています。

U-22世代へ向けたメッセージ

私はエンジニアからCEOになりましたが、エンジニアバックグラウンドがあったからこその今だと思っています。
これから先テクノロジーが世の中を変えていくのは紛れもない事実なので、学生のうちにテクノロジーを身につけることは非常に重要です。
引き続き技術を高め、日本の将来を作っていってください。

2014年以降に
ご協力いただいた審査委員
(現任除く)

小泉 力一

小泉 力一(2014年審査委員長)

環太平洋大学
次世代教育学部 教育経営学科 教授
次世代情報センター センター長

新井 誠

新井 誠(2014~2019年審査委員)

東洋大学・日本工業大学・
山村学園短期大学
非常勤講師

岩谷 徹

岩谷 徹(2015~2019年審査委員)

東京工芸大学 芸術学部 ゲーム学科
教授

夏野 剛

夏野 剛(2015~2020年10月審査委員)

慶応義塾大学
政策・メディア研究科 特別招聘教授