プログラミングは情報を利用して自分を表現する知的な営みです。
日本人は昔から優れた発想力と創造力を身に付けていて、若いみなさんはそのDNAを受け継いでいるはずです。
国際社会でも通用する優秀なエンジニアの登場を期待しています。是非自慢の作品で応募してください。

尚美学園大学 芸術情報学部 教授
同 大学院 芸術情報研究科 教授
文部科学省 生涯学習政策局 学習情報官
セキュリティ＆プログラミングキャンプ 実行委員
日本情報科教育学会 理事 日本教育工学協会 理事

プログラミング・コンテストの委員として1995年より参加し、毎年、入選作品のアイデアに対する表現が向上していることに驚かされています。
今年も、このコンテスト作品を見ることを楽しみにしています。
「ITをこのように使うと面白い」というU-20らしい挑戦的な提案を含んだ作品に会えることと、このコンテスト参加の皆さんが将来のIT業界を牽引してくれるようなIT人材として活躍されることを期待しています。

大阪成蹊大学 マネジメント学部 教授
前職の（財）日本情報処理開発協会中央教育研究所専任講師の頃より、一貫してIT人材育成の国策に基づいて高度情報化人材育成標準カリキュラムや教科「情報」の指導要領等の開発に参加し、その指導者養成にも尽力してきた。
IT系のテキストの監修や著作も多数手がけてきた。また、当該コンテストをはじめ、経済産業省、文部科学省、情報処理推進機構等の委員を歴任してきた。

ユニークな発想や培ってきた技術力が活かせるプログラミングのチャンスです！
ジャンルやシステム方式は問われていません！特に組み込み系の応募を期待しています！
高校生等の想像力を発揮するチャンスです。

前埼玉県立久喜工業高等学校 校長
前全国情報技術教育研究会 会長
前全国高校生プログラミング・コンテスト実行委員長
前全国高校生ものづくりコンテスト電子回路組立部門 問題作成委員
前（社）全国工業高等学校長協会情報技術検定委員会委員長
東京電機大学・日本工業大学・東洋大学　非常勤講師

毎年の作品審査を楽しみにしています。中学生が作ったゲーム、高校生が作ったアプリケーション、専門学校生や大学生が作った高度なツールなど、若者の身近なニーズから作られる作品は色々な思いを感じることができます。
今年はどんな作品、どんな思いを持った制作者に出会えるのか楽しみにしています。

学校法人電子学園　日本電子専門学校　就職部長
日本電子専門学校にて1990年よりIT教育に従事。標準的なプログラム言語の教育からApple社のMacintosh上でのアプリケーション開発、Microsoft社のWindows上でのアプリケーション開発を担当し、近年ではゲームプログラマーの育成に携わり、多くの教え子をIT業界やゲーム業界に輩出してきました。
現在は同校の就職部長として企業のニーズを学生や教育の現場に伝え・教える仕事をしています。

挑戦者求む！「すごい」「面白い」「驚いた」といわせる作品をお待ちしております。
このような作品を作る際、以下がキーワードとなります。
「考える」「なぜを繰り返す」「目線を上げる」「学ぶ」「差別化」「今、あるいは少し先をみる」。
また、高いソフトウエア工学的（アルゴリズム、データ構造など）な知識に裏打ちされた真面目、誠実、遊び心のある作品も期待しています。
最後に、作品名にも注目しています。なぜなら、作品名は作者の思い、こだわりが強く表れるからです。

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)　　安信簡情報環境推進部　次長／技術担当
OS、ネットワーク、エキスパートシステム、融合型推論技術、マルチモーダルシステム、分散処理システム、企業の業務システムなど幅広い分野の研究・開発を手掛ける。
現在、電子情報を利活用するための安心・安全・簡便な社会基盤の作成、普及を行う。

情報機器の進展にはめまぐるしいものがあります。こうした情報機器は若い皆さんの柔軟なアイデアで、ますます便利で楽しいものに進化させることが可能です。
皆さんにしか出来ない大胆な発想で、あったらいいなと思えるような個性的な作品をお待ちしております。
なお、昨年度からクラウド上で開発できる環境も用意しているので、新しいツールの活用にも積極的にチャレンジしてほしいと思います。

東京都立第四商業高等学校長
全国商業高等学校長協会常務理事
東京都商業教育研究会会長（情報処理分科会長兼務）

わからないことでも長く気に留めていると、ある時、ふと、「あ!」と思うことがあります。僕も先日、"General Purpose" ということについて一つ気がついたかもしれません。
80年代、僕はコンピュータに触れたとき「何に使うのか」わかりませんでした。90年代にネットワークにつながったときも「なんだかわからない」ものでした。特段の目的があったわけではなく、でも「わからないもの」に、熱中しました。
特定の目的のためではない、というのがおもしろかったのかな、と今では思います。
ちょっとしたことなら、たとえば散歩。おおきなものでは、たとえば冒険。それに人生そのものだって、ある特定の目的が事前にあって、そのために、というものじゃないでしょう。
Happy Hacking も同じかも、ね。

自由ソフトウェア開発プロジェクトに参加し、活動を続けて二十余年。FSIJを設立し、自由ソフトウェアの研究開発、普及啓発に取り組む。最近では、セキュリティトークンの自由ソフトウェアGnukを開発し、GnuPGの研究開発とパスワード撲滅運動 No-Passwd.Net を進める。

昔はコンピュータ自体が非常に高価で、学校などの電子計算機室に行かないとコンピュータに触ることができませんでした。
今では一家に一台以上のコンピュータがあることも普通になり、プログラムの開発環境も無料で手に入るようになりました。
「プログラムを作る」という作業自体に、特別な資格や特殊な機材は必要ありません。誰でも自由にソフトウェアを作ることができるのです。
学科や年齢は関係なく、自分で作りたいと思ったその瞬間の気持ちを大事にして、プログラミングに挑戦してみてください。自分が作りたいと思って作ったプログラムは、周りの人が見ても楽しいものです。プログラミングの楽しさをみんなに共有してみませんか？

サイボウズ・ラボ株式会社に所属。SECCON実行委員長。
共著：スキル向上のためのHTML5テクニカルレビュー Web標準の進化系(Web to Go)、
監訳：オライリーPerlクックブック第2版、
Shibuya.pm 2代目リーダー、2006〜2008年までYAPC::Asia Tokyoを運営、
Microsoft MVPアワード(Developer Securit)、
SC22専門委員会ECMAScript Ad Hoc委員（ISO/IEC 16262）、
セキュリティ＆プログラミングキャンプ講師等でIT人材育成に携わっている。

ソフトウェア開発技術は、IT情報化社会を支える情報処理システムの重要な要素となっています。
プロコンは、そんなソフトウェア開発を実際に体験し、その成果を、プロコン参加者全員で共有することのできる、格好のコンテストだと考えております。
より一層、有意義なプロコンにして参りたいと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。

富士通株式会社　ミドルウェア事業本部 組込みソフトウェアテクノロジ事業部　マネージャー
経済産業省（IPA）認定スーパークリエータ、WideStudio／MWTプロジェクトリーダ。
2006年度日本オープンソースソフトウェア貢献者賞を受賞。
WideStudio/MWTの開発や公開を通じ、ソフトウェア開発技術の普及に尽力している。

もの作りは楽しい。ものを作っているときは「ものを作っている」なんて思っていない。アイデアが出たからそのアイデアを現実化するために作業をしているだけ。それが世の中でどんな意味があるのか？などは作っているときは考えていない。
おもしろいから、やってて楽しいから、完成を見たいから作っているだけ。それがもの作りの楽しさだと思います。
そんな作り手の「わくわく感」がビシビシと伝わってくる作品を見てみたい。

武蔵野美術大学　視覚伝達デザイン学科　教授
経済産業省（IPA）認定天才プログラマー／スーパークリエータ。
コンピュータとデザインの関係について研究、開発している。
「画面上の動き」と「アルゴリズミックな思考」が主な研究テーマ。著書は「Flash Math & PhysicsDesign」（ソフトバンククリエイティブ）など。ソフトウェアはmotionExpress、gam、mifi等をリリース。

とにかく自分が「面白い！」と思うソフトウェアを作って応募してみてください。
荒削りでもいいので、「あっ！」と驚くような作品を待っています。

サイバー大学 IT総合学部　教授
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会　専務理事
国際大学グローバルコミュニケーションセンター　主幹研究員
情報化推進国民会議　委員　（専門委員会　主査）
全国高等専門学校プログラミングコンテスト　審査委員

若者のプログラミング離れが嘆かれる昨今ですが、インターネットの発達によって最新情報が簡単に手に入るようになったせいか、本プロコンに応募するような志のある人のレベルはむしろ向上しています。今年も応募作を審査するのが楽しみです。光るアイディアの傑作を期待します。

株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー。
プログラミング言語「Ruby」の開発者。1995年にフリーソフトウェアとして公開した「Ruby」は日本発のオブジェクト指向スクリプト言語として世界中で使用されている。プログラミングについての執筆、講演等多数。

プログラムを書くということは、自分の考えたとおりにコンピュータを「動かす」ことの積み重ね。
程度の差はあれど、プログラムが「動いた」時は楽しく嬉しいもの。
応募いただくみなさんが、そんな楽しさ嬉しさを「もっともっと」積み重ねて、その結果「産み出した」ものをご応募いただくことを楽しみにしております。

株式会社NTTデータ　品質保証部 情報セキュリティ推進室, NTTDATA-CERT
情報セキュリティ大学院大学 客員研究員
セキュリティキャンプ講師（2004〜）
Microsoft MVP - Enterprise Security (〜2013/9)
博士（情報学）
主たる興味は、プラットフォームセキュリティや、そこに関連したソフトウェアだが、楽しむ時は特にこだわらずになんでも楽しむ。物事を調べたり効率化するために自分用のツールを書くことも多い。
使われているものの代表例は、mod_encoding for Apache2。
OSSやセキュリティに関連した著書や寄稿は多数。最近だと「Xen徹底入門 第2版」（翔泳社、共著）や「実践 Metasploit - ペネトレーションテストによる脆弱性評価」（オライリージャパン、共同監訳）など。

若い皆さんの自由な発想を持った熱いプログラムを楽しみにしています。

1984年慶応義塾大学大学院修了。
日本ディジタルイクイップメント株式会社を経て、米国OracleでOracle8エンジンの開発に従事した後、2000年にミラクル・リナックスの創業に参加、取締役CTO。
2009年8月より楽天株式会社。技術理事。エンジニアにとってHot & Sexyな職場を作ることがミッション。
セキュリティ＆プログラミングキャンプのプログラミングコースの主査などを歴任。カーネル読書会主宰。勉強会勉強会。
著書にDebug Hacks (共著)。