' ?> H18入賞『ケータイ菜園』 | U-20プログラミング・コンテスト応援サイト

入選作品紹介

個人部門 入選作品
最優秀賞『ぽたり de アート』
優秀賞『NET. SimSim』(ねっとしむしむ)
入賞『わーどでぃれいしょん』
入賞『KAITENBO~』(かいてんぼー)
入賞『ケータイ菜園』
入賞『AT HOME CHILD 目指せクッキングマスター~』

入賞『ケータイ菜園』

作品紹介
表彰理由 花を育て、花壇を作っていくゲーム。携帯電話上のアプリケーションとして動作する。花同士を交配させることも可能であり、ゲーム終了時には花の出来具合により、値段(得点)がつけられるのが面白い。分かりやすいルール、操作方法に加え、自分の作品を待ち受け画像として保存できるなど、ケータイアプリとしての特徴をうまく生かしている。
作品名 ケータイ菜園
制作者 「一本目ソフトウェア」
学校法人新潟総合学院 新潟コンピュータ専門学校
ゲームシステム科 3年
小林 一樹/阿部 郁弥/太田 千春
作品ジャンル iアプリ・ゲーム (NTT DoCoMoの携帯電話FOMA901i以降で動作します)
作品概要 「ケータイ菜園」は、携帯電話で花を育てるゲームです。
花に水をあげたり、花同士を交配させて、新しい花を育てたりして、制限時間内にどれだけ豪華な花を画面に残せるかを競うのが目的です。
花を育てるには、決定キーで種を植えて、同じように決定キーで水をあげることで、花が成長していきます。
さらに、育てた花は交配のためのアイテムを花に与えることでミツバチが登場し、ミツバチによる受粉作業を行います。受粉して出来た種は、またどこかに植えて育てることができます。これを繰り返し色とりどりの花畑を作っていきます。
このゲームを作るにあたり、花が育つ過程をプログラム描画によるアニメーション表示にしたり、キャラクターを頻繁に表示させたりして画面に動きをつけ、見ている人を引きつけ楽しませるよう努力しました。また、結果画面のランク表示や、プレイによる製作者側の一言の表示も、また必見です。
また、このゲームで育てた花はJPEG画像として保存できるようになっています。育てた花は友達と見せ合ったり、待受画像として使用することも出来ます。
このゲームを通して、友達のコミュニティを広げていただければと思います。
開発言語、ツール JavaTM 2 SDK, Standard Edition Version 1.4.2
Eclipse Platform Version: 2.1.3
iαppliTool for DoJa-4.1(FOMA)(DoJa-4.1 Emulator),var.1.11
プログラムソースの規模 約3000行
構想から
完成までの期間
約1ヵ月半
制作者からのコメント
こだわりポイント
・独自のアイデア
ゲームの特徴はタイミングよくボタンを押すだけの簡単操作や、通常ではありえないチューリップとコスモスの交配でバラの種ができたり、黒いチューリップが咲いたりなどゲームならではのオリジナル要素が沢山あります。
花を咲かせてよりよい菜園を築くこともできますが、自分の好きな花だけを咲かせて自分だけの菜園を作り、待受画面として楽しむ事ができます。
プログラムの特徴としては、快適な速度を保ったままゲームがプレイできるようにしたところです。
最近の携帯電話では処理が多いとゲームの実行速度が遅くなるという現象がありませんが、少し前の機種ですと実行速度が遅くなるという現象が起こり、ゲームを快適に遊ぶことができなくなってしまいます。
このゲームの携帯電話での動作確認時にも実行速度の遅延が確認されました。
原因は描画の量の多さだったため、アニメーションを行わない静止画をプログラム内で一つにまとめて描画することにより、何度も描画命令を出さずにまとめる前と同じ描画結果にすることができ、ゲーム速度の改善に至りました。
応募したきっかけ 学校内でコンテストの告知を受けたので応募しました。
プログラム開発歴 3年
指導者の有無 担任の阿部貴企先生です。
以前はゲームプランナーとして働いていた方で、今回のゲーム制作にあたり、操作性やアルゴリズムなどアドバイス、サポートをしていただきました。
どうやって
勉強したか
学校の授業とサンプルソースで学習し、制作時はiアプリの参考書を読みました。
受賞の感想 ゲームというメディアを通して、意志を伝えることを学ぶ立場にとって、このような賞をいただけてチームメンバー全員が喜んでいます。これからも手に取った人が楽しんでいただけるゲーム作りを目指していきたいです。
最後に 受賞後の変化:作品については、特にバグの報告も無く、応募した時点からのバージョンアップは行っておりません。既に新しい企画でゲーム制作を行っています。
個人的にはインターネットの検索エンジンで自分たちの名前を検索するとヒットすることが地味に嬉しかったりします。

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