- 個人部門 入選作品
- 経済産業大臣賞『草登り』
- 経済産業大臣賞『電子絃楽器練習支援システム「STrike」』
- 経済産業大臣賞『プログラミング言語Cyan』
- 経済産業大臣賞『分割再生』
- 経済産業省商務情報政策局長賞『UTyping』
経済産業大臣賞『草登り』
作品紹介 | |
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表彰理由 | ステージ上で入手できる植物を活用してゴールを目指すパズルアクションゲーム。 植物を道具として使う発想がおもしろく、各面の構成もよく考えられている。ゲームとしての完成度が高く、遊んでみたいと思わせる作品である。自分の作りたい世界観がしっかりしている作品になっていたと思う。最小限のキー操作でプレイできるので子どもから大人まで楽しめる。ステージエディタ機能などを追加するとさらに楽しみ方が増すだろう。 |
作品名 | 草登り |
制作者 | 名古屋工業大学 工学部情報工学科1年 松下 浩典 |
作品ジャンル | ゲーム |
作品概要 | 本作品は、植物を用いた面クリア型パズルアクションゲームです。プレイヤーは、『植える』『刈り取る』という動作と『移動』『ジャンプ』が可能で、マップ上に配置されている植物の種を適切な位置に植えて足場として利用し、ゴールに到達することが目的です。利用する植物は草、木、花、竹、蔓の五種類あり、それぞれ高さや形に個性があるため、どこで何を使うべきかを考える必要があります。 |
開発言語、ツール | Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition |
プログラムソースの規模 | 1200行程度+マップデータ250行程度 |
構想から 完成までの期間 |
3ヶ月 |
制作者からのコメント | |
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こだわりポイント ・独自のアイデア |
植物を植え替えるという自然な動作で、足場の回収・設置が表現出来る植物をモチーフにした点にこだわりがあります。また、アクションゲーム的なジャンプのタイミングなどの難しさを極力減らし、パズル要素を高くすることにもこだわりました(そうでもないステージもありますが)。ステージ制作の中でも、パズルとして難易度を上げるためのミスリードや多彩な植物の使い方の応用など様々な工夫をしているので、是非遊んでみてほしいと思います。 |
苦心した点 | C言語を勉強すると同時に作ったゲームだったので、一つ一つ勉強を兼ねながら作っていったため、後で読みづらいコードになってしまったり、改変の面倒な部分があったりするなど、技術的な問題を挙げるとキリがありませんが、特に「当たり判定」で苦労することが多かったです。 ステージ制作では、テストプレイを重ねるとマップが洗練されていってどんどん難しくなってしまったため、取っ付きやすい簡単なステージを作ることに却って苦労しました。 |
応募したきっかけ | 大学の部活で提出するのが恒例なため。 |
プログラム開発歴 | 3ヶ月 |
指導者の有無 | 部活の先輩に大変お世話になりました。 |
どうやって 勉強したか |
参考書を一通り読んだ後は、インターネットで何度も調べながら制作しました。 |
受賞した感想 | 初めて制作したゲームでこんな立派な賞をいただけてとても嬉しいです。これからも、「どこが面白いのか」というゲーム作りの原点を忘れないように、自分で遊びたいものを作っていけたら最高だと思います。 |
ワークショップ ・式典に参加して |
今日はとても貴重な経験ができてとても有意義な一日でした。 |