委員紹介
U-22 プログラミング・コンテストは以下の実⾏委員と外部有識者が審査にあたります。
実行委員
スポンサー企業を中⼼に構成。U-22 プログラミング・コンテスト全体の運営方法の決定や予算執行等を行います。
また、応募作品の審査を行う審査委員も兼任します。
実行委員長
- 青野 慶久
- サイボウズ株式会社 代表取締役社長
- プログラミングが社会に革新を起こしています。書店はオンライン化され、何十万冊の中から瞬時に好きな本を探して買えるようになりました。メディアもオンライン化され、自分が読みたい記事をいつでもどこでも読めるようになりました。これらはすべて「プログラミング」が起こした革新です。
すべての産業でプログラミングが必要とされ、すべてのサービスがプログラミングによって進化しています。米国では大統領がプログラミング教育の必修化を呼び掛けており、今後もさらに重要性が増すでしょう。
単にプログラムのできる人材ではなく、アイデアに富んだものを日頃から作っている若者も、これから興味を持って自らプログラミングを学ぶ若者も、その集大成を発表する場としてプログラミング・コンテストに応募しませんか?!
実行委員
- 荻原 紀男
- 株式会社豆蔵ホールディングス 代表取締役社長
- 「私たちは困難な山の頂きを目指す会社です」
私たちが目指すのは、誰もが困難と思う課題の山を乗り越えていく果敢で高度なITソリューション技術です。時に大きな困難に直面しても、それを乗り越え挑戦し続ける会社です。
ITは私たちの生活を大きく変えてきました。今やIT無くして私たちの生活は成り立ちません。そして、これからもITによって世界は変わっていくでしょう。
世界を変えていくのは次代を担う皆さんです。皆さんの技術力、想像力、実行力とあきらめない心で、日本の未来を変えるような作品を作ってみてください。
独創性の高い作品、エンジニアに出会えることを楽しみにしています。
- 武井 千雅子
- 株式会社フォーラムエイト 代表取締役副社長
- 現在、私たちの身の回りのあらゆる場面に、IT技術を利用したモノが溢れているといっても過言ではありません。
IT技術は社会インフラのさまざまな分野で活用され、今日、それを支えるプログラマーやSEなどの技術要員は引く手あまたといえるでしょう。
IT分野全般にわたってソフトウェア・技術サービスを提供してきた当社では、エンジニア向けのセミナー、学生を対象としたプログラミングコンテスト、小中学生対象のワークショップなどを主催し、将来を担う優秀な人材の育成・強化にも取り組んでいます。
本コンテストへの協賛を通して、ITエンジニアを志す若い皆さんの野心に満ちた挑戦に出会えることを期待しています。
- 田中 邦裕
- さくらインターネット株式会社 代表取締役社長
- コンピューターは私の人生を変えた大切なものです。
人間の仕事を単に早くすることだけでなく、人間ができなかった新しい価値を生み出すものがコンピューターだと思っています。
例えば、音楽は、音符の数が限られている中で、今なお人々に新しい感動を与え続けています。コンピューターも全く一緒です。言語の数は限られていますが、その組み合わせによって、いつまでも新しい価値を創造し続けるでしょう。
プログラミング能力というものは、経験を重ねる程、ミスは少なくなります。しかし、それと同時に発想力が失われていくこともまた事実です。
若い内に沢山の発想をして、世の中をあっと言わせるアウトプットを生み出しましょう!
- 田中 啓一
- 日本事務器株式会社 代表取締役社長
- かつて、ローカルにあるデータや周辺機器を操作・制御するものだったプログラムが、今や、インターネットやモバイル、更にはIoTの出現により、世界中のすべての物をコントロール出来得る時代になってきています。
また、クラウドやオープン化の波により、大企業や著名な研究所でなくても、誰もが素晴らしいプログラムを作り得る環境も手に入ります。
多くの制約条件が無くなってきた今、高い志と、それを実現する為の素晴らしいアイディアと、後はそれを成し遂げる為の実行力があれば、誰もがイノベーションを起こせます。
ぜひ、素晴らしい未来を感じさせる作品を作ってみてください。
楽しみにしています。
- 水谷 学
- ピー・シー・エー株式会社 代表取締役社長
- 自分でゲームソフトが作れたら、楽しいと思いませんか。
無人航空機「ドローン」やパーソナルロボット「Pepper」を動かせたら、ワクワクしませんか?プログラミングが可能にする世界は、ワクワクがいっぱいです。
プログラミングは難しいものではなく、簡単で、楽しいものです。さあ、この機会にチャレンジを!
- 和田 成史
- 株式会社オービックビジネスコンサルタント
代表取締役社長 - すべてのものがネットにつながるIoT時代、私たちの生活は、すごいスピードで進化し、そして、この大きなイノベーションを実現しているのは、ソフトウェアです。
これからの製品やサービスの成功要因の半分以上はソフトウェアに依存していくことでしょう。モノづくりの大切さ、素晴らしさを、若い人たちに伝えてゆきたい。そのためにOBCはU-22プログラミングコンテストを支援してゆきます。「夢と希望」を持ったチャレンジを期待しています。
審査委員(外部有識者)
応募作品の審査を行う実行委員以外の審査委員です。
審査委員長
- 筧 捷彦
- 一般社団法人情報処理学会 情報処理教育委員会
早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 情報理工学科 教授 - ITが世界を支え、ITが世界を変え、ITが世界を導く。そんな時代に君たちはいる。
ITはすべてプログラミングの上に成り立っている。若い君たちのプログラミングの力を競うコンテストが、U22プログラミング・コンテストだ。
プログラミングでこんな強力なものができた。
プログラミングでこんな光輝くものができた。
プログラミングでこんな楽しいものができた。
プログラミングでこんな美しいものができた。
プログラミングでこんな役立つものができた。
君の力を見せてくれ。自慢の作品を見せてくれ。栄冠を勝ち取るのは誰だ?!
審査委員
- 新井 誠
- 東京電機大学・東洋大学・日本工業大学
非常勤講師 - 若年者のプログラミング能力は、大変すばらしいものです。幸いなことに36年の間、毎年プログラミングコンテストを応援してきました。今年も多くの感動的な作品と出会えるかと思うと、今から興奮しています。今やマイクロプロセッサが組み込まれていない家電製品を探すのが難しい時代になっています。スマホやパソコンをホストコンピュータとしてプログラム開発した想像力豊かな作品を期待しています。パソコン・タブレット・スマホ等ジャンルが問われないプログラミングコンテストは、このコンテストだけだと思います。今年も期待しています。最終審査でお目にかかれることを楽しみにしています。
- 岩谷 徹
- 東京工芸大学 芸術学部 ゲーム学科 教授
- 獅子脅しもカラクリ人形も、ある仕掛けに基づいて動作しますのでデジタルに制御したと考えれば、プログラミングで動作したものと置き換えることができます。そして楽しさを提供するゲームには「興味を持続させる仕掛け」がプログラミングされていて、今では教育やリハビリテーションなどにもゲームが活用される時代になってきました。 みなさんの新鮮な発想を、新しい遊びとしての作品や社会に役立つ作品などに表現して頂き、「今までにこんなの見たことがない」と感心してしまうような作品に出会えることを心からお待ちにしております。
- 夏野 剛
- 慶応義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授
- 変化の激しい今の時代、かつての常識は通用しません。若い皆さんには、常識にとらわれることなく、自らの意志で考え、行動してほしいと思います。「何をするべきか迷って決められない!」という人に私がお勧めすることの一つは、プログラミングです。プログラミングができればITの理解が深まるので様々な可能性が広がります。自分の将来にワクワクしながら、自らの未来を切り拓いてください。
プログラミングは、あなたの将来を支える武器の一つとして、選択という自由を与えてくれるでしょう。
- 藤井 彰人
- 独立行政法人情報処理推進機構
未踏IT人材発掘・育成事業
プロジェクトマネージャー - コンピュータからウェブ、スマートデバイスからクラウド、IoTへと、世界のあらゆるモノやサービスが、「プログラム」で大きく変化しています。また、ライフスタイルやワークスタイル、そして教育の現場まで「プログラム」は、世界を変えていきます。
みなさんからのアイデア溢れる作品をお待ちしています。そして何よりも、本コンテストへのチャレンジを通して、プログラミングの楽しさを感じてくれることを期待しています。
- 宮本 久仁男
- セキュリティキャンプ実施協議会
企画・実行委員長/
株式会社NTTデータ 品質保証部
情報セキュリティ推進室 シニア・エキスパート - 私たちの生活を一変させたインターネットは、多くのコンピュータが協調動作することで成り立っており、それらのコンピュータの上では多くのプログラムが動作しています。今、このメッセージをみなさまにお届けできるのも、それらの多くのプログラムが動作してくれているからといっても過言ではありません。インターネットにつながっていないところでも多くのプログラムが動作し、私たちの生活や趣味、娯楽を支えてくれています。
そして、これからの世の中を支え、動かし、変えていくプログラムは、若い人たちの強い思いによって作られていくと信じています。
そんな思いが込められた作品を投稿いただくことを、心待ちにしています。
- 竹迫 良範
- NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会 SECCON実行委員長
- 映画マトリックスの主人公はコンピュータの作った仮想現実世界を自由自在にプログラミングできるハッカーでした。今の現実の社会を見てみると、スマートフォンのアプリで友達とメッセージを普通にやりとりしたり、電車に乗るときも自動改札を通ったり、買い物ではポイントカードを使ったり、と、ありとあらゆるものが情報化され、多くの人達のプログラミングの成果によって支えられています。あなたもプログラミングの技術を磨いて、社会のインフラを支えるハッカーの一員になってみませんか?
- 前川 徹
- 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
専務理事 - 世界を変えた偉大なソフトウェアは一人、あるいは少人数のチームによって短期間に開発されています。UNIXはケン・トンプソンとデニス・リッチーが、世界最初の表計算ソフトVisiCalcはダン・ブリックリンとボブ・フランクストンが、ポスト・スクリプト言語はジョン・ワーノックが、Rubyはまつもとゆきひろさんが。
このプロコンの応募者の中から、世界を変えるソフトウェアを生み出すプログラマーが出てきて欲しい、いや出てくるはずだ、そう思っています。
特別審査委員
- まつもと ゆきひろ
- 一般財団法人 Rubyアソシエーション
代表理事 理事長 - プログラミングは私の知る範囲でもっとも低コストで世界を変えることができる手段です。U-22プログラミング・コンテストで、プログラミングの才能に溢れる若者に出会えることを楽しみにしています。