- 団体部門 入選作品
- 経済産業大臣賞『Dodge Logic』
- 経済産業省商務情報政策局長賞『エコの木チルドレン』
- 経済産業省商務情報政策局長賞『お祭り告白大作戦』
- 経済産業省商務情報政策局長賞『GHOST HUNT』
- 経済産業省商務情報政策局長賞『ぼくの村』
経済産業省商務情報政策局長賞『お祭り告白大作戦』
作品紹介 | |
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表彰理由 | お祭りをテーマにしたミニゲーム集。全体を一つのストーリーでまとめており、ミニゲームの成績により物語の結末が変化する。 高度な技術を使ったプログラムではないが、中学生らしい発想と、きちんとユーザからのフィードバックを実装に反映するという中学生らしからぬ行動を両立させた好作品である。何かソフトウェアを作りたい、という開発に対する情熱を感じさせる作成者達であった。 |
作品名 | お祭り告白大作戦 |
制作者 | 「高浜中学校プログラミング部」 愛知県高浜市立高浜中学校 3年 鎌田 裕生/内藤 大介 2年 河嶋 優輝/榊原 亮太/七家 聡一郎 |
作品ジャンル | ゲーム |
作品概要 | 付き合い始めて二年半になる異性がいます。あなたはその人に今日開催されるお祭りで、「結婚しよう」と告白するつもりでいます。告白を成功させ、その後の生活をより良くするためには好感度を上げなくてはなりません。そして、好感度を上げるためにはお祭りの出店でいいところを見せなくてはなりません。出店を回って、告白を成功させ、その後の生活をより良くさせましょう! |
開発言語、ツール | Hot Soup Processor (ver.3.0) |
プログラムソースの規模 | 2500行ほどですが、別途、テキストファイルに記述したものがあります。 |
構想から 完成までの期間 |
3ヶ月ほど |
制作者からのコメント | |
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こだわりポイント ・独自のアイデア |
このゲームは、同級生のゲーマーが学校でやることを前提に作っているので、難易度を高くしたり、お昼休みにできるように15分ぐらいのプレイ時間にするなどしました。 また、ゲーム中のせりふなどは直接プログラムとして書くのではなく、別のテキストファイルに記述し、シナリオ変更などが簡単にできるようにしました。 ミニゲームでは、『チョコバナナ』ではゲームのシステムについて、『金魚すくい』では金魚の動きについて、『射的』では声を用いたことや操作方法について、『風船釣り』ではこよりの動きについて、『たこやき』では当たり外れの区別についてこだわりました。 |
苦心した点 | 部員のゲームをまとめて作っていて、なおかつ、別途テキストファイルに記述したプログラムがあるので、バグが発生すると、部員のゲーム自体が悪いのか、他のゲームと同じ変数を使っているためか、テキストプログラムを読むルーチンが悪いのか、テキストプログラムに書いてあることが悪いのかなどの原因が分かりにくかったので、バグを直す作業が大変でした。 そのため、夜遅くまで起きていたり、徹夜したことだってありました。 |
応募したきっかけ | 部活動の勢いが年々なくなってきたのですが、去年、貞本先輩がVESTAGEで賞を取りました。そこで、部活動を立て直すため、先輩に続けとばかりに今年も、このコンテストに参加しました。 |
プログラミング歴 | 中学校に上がってからプログラムを始めたので、3年生は2年半ほど、2年生は1年半ほどです。 |
指導者の有無 | 部活動の顧問の先生がいますが、どうしても分からないとき以外は指導してもらった覚えはありません(この環境がまたいいのです!) |
どうやって 勉強したか |
プログラムの解説書を読んで勉強しました。 |
受賞した感想 | このことを顧問の先生から電話で聞いたのですが、その時は、電話口で飛び上がってしまうほど嬉しくて、なおかつびっくりもしました。 それは、ものすごい技術のプログラム作品が他にもたくさんあり、このような「恋愛経験のない人の作った」恋愛ゲームでは、おそらく勝てないだろうと、制作者であるにもかかわらず思っていたからです。 そんないろんな意味でひどいゲームで入選したので、我ながら信じられませんし、こんなに大きな賞をいただいたという実感がまだわいていません。 |
ワークショップ ・式典に参加して |
いろいろな面白い話が聞けて、自分の将来の参考にもなりました。授賞式は結構緊張しましたが、今日一日を通して楽しむ事ができました。すごく良い一日でした。 |