- 個人部門 入選作品
- 最優秀賞『iPenGraph』
- 優秀賞『バス参る、』
- 入賞『カラフリア』
- 入賞『ぶろぐ ~Block Walking~』
- 入賞『RAIDEON』
優秀賞『バス参る、』
作品紹介 | |
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表彰理由 | GPS携帯電話を使った路線バス到着予定時刻の情報提供システムである。 携帯電話のGPS機能により定期的に取得されたバスの位置情報が格納されているサーバに、利用者が通常の携帯電話からインターネット経由でアクセスすると、バスの到着予定時刻と現在位置を知ることが出来る。 作者らが住む北海道では降雪などによる悪天候でバスの発着時刻に大きな影響が出ることから、現在普及している携帯電話のGPS機能に着目してシステムを作成した。 現時点における実装レベルとしては、データベース、インターフェース等にまだ不十分な点は残るが、システムの構想そのものは良く、グラフィック表示機能の追加や検索画面等などへの改良を加えていけば、安価にバスロケーションシステムが構築できるという実用性と将来性が感じられる作品である。 |
作品名 | バス参る、 |
制作者 | 「函館大学IT専攻塾」 函館大学商学部商学科」 1年 橘 高広/中畑 裕司/谷本 丈二/牧 卓矢/犾守 裕 2年 佐藤 幹弘 |
作品ジャンル | ユーティリティ |
作品紹介 | 作品紹介PDFはコチラ |
制作者からのコメント | |
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受賞の感想 | 橘 高広: このプログラミング・コンテストに参加しようと思ったきっかけというのは、ただ単にプログラムをやってみたいという好奇心からの参加でした。それがこのような大きな賞を頂けるとは夢にも思いませんでした。 最初は、何を作るかということから躓いていたのですが、自分が高校生だったときに冬場バスを待っていたときにとてもつらかったことを思い出し、このテーマがいいのではないかと提案した結果、「バス参る、」を作ろうという話になりました。 製作をするにあたって、メンバー6人の中でプログラミングを出来る人というのが半数以下でした。そんな中でも一生懸命自分の受け持っているパートを完成させようと、本を片手にわからないことだらけの中、作り上げていきました。とても大変でしたが完成したときの達成感が今でも忘れることが出来ません。 今、この「バス参る、」は地元のバス会社さんと実用化に向けての話し合いをはじめ、新たな一歩を踏み出しています。この「バス参る、」が地元に役立つプログラムとして動くことをうれしく思っています。みなさんが函館に来たときには、このプログラムでバスを検索していただけるようがんばりたいと思います。 中畑裕司: 正直、プログラミングを学びたいと思って始めた今回のプログラムで賞を頂けるとは思ってもいませんでした。それは、私達のプログラム「バス参る、」のメンバー6人の内、半数は今回使用した言語どころかプログラムを組んだことが無かったからです。 更には、私達のリーダーの提案したテーマにも問題がありました。なんと、メンバーの大半がバスを利用していないのです。そのおかげでこのようなプログラム案が生まれたのかもしれませんが、開発当初はバスについて知ることからはじめるなど大変な苦労をすることになりました。 現在このプログラムは、地元の企業と連携し、実用化に向けて着実に話が進んでいます。本プログラムをいつ皆さんの前に提示することが出来るのか楽しみですが、より良いものを作ることを前提に改良を加えていきたいと思っていますので、もうしばらく待ってくれればありがたいです。 谷本丈二: 今回、初参加で入選させていただきました。「バス参る、」のお祭り男こと谷本です。どうも、こんにちは。まず初めに入選した感想ですが、パソコン初心者の僕が「まさか・・・ここまで行けるとは・・・」と、本当に実感が沸きませんでした。自分の担当はHTMLとPHPだったのですが、これもまた全く無知でしたのでまさに0からのスタートで、最初のころは何度も泣きたくなったり、逃げたくなったり、現実逃避したりと波乱万丈な毎日を送っていました。もちろん良い事もありました。一番大きかったのは「友達っていいなぁ・・・」と実感した事ですね。後、HTMLとPHPの事が少し理解できたという変な自信がつきました。最後になりますが、個人部門は個人部門でいい所はありますけど、団体部門には仲間と何かをやり遂げるという達成感がすごいです!さぁ!これを見てるそこの君!友達を誘ってlet’s プロコン!! 牧 卓矢: 私が大学に入学してまもない頃、大学の友達がプログラミング・コンテストをやってみないかと誘ってきたのが始まりでした。友達に聞くまでプログラミング・コンテストの存在を知らなかったのですが、話を聞いてみて興味が出てきたので参加しようと思いました。 毎日、夜遅くまで残っての作業は大変でしたが、友達と協力し合いプログラミングを行っていた時間はとても充実していたと思います。 他の入選者さん達の技術なども見ることでき、そのおかげでプログラムにはどの様な方向性があるのかを知る良いきっかけにもなりました。 そして、プレゼンの経験がなかったのですが、場の雰囲気などを掴むきっかけになったので、これから先プレゼンを行う際には今回の経験を活かしていこうと思います。 犾守 裕: 自分たちの作品が入選したのを着たときはとてもびっくりしました。入選しているとは思っていなかったのでとてもおどろきました。喜びの実感はまだ今現在もすこししかありません。なぜかというと、喜びよりもこのシステムを完成させたという達成感の方が大きいからです。はじめはプログラミングのことを何も知りませんでした。はじめはHTMLを学ぶことから始まり、次にPHPを学びました。日が少ないがためにかなりハイペースで勉強し、とても大変でした。でも、プログラミングで知識と友情を手に入れることが出来やっててよかったなぁと思います。経済産業大臣賞をいただいたことはとても光輝に思っております。このプログラミング・コンテストで学んだことを十分に生かしてこれからの生活をがんばっていきたいと思います。 佐藤幹弘: 今年は、20歳という節目で大変思い出に残る夏を過ごせたと考えています。U-20プログラミング・コンテスト団体部門優秀賞という輝かしい成績を残せたのも、1年生メンバーをはじめとして、同級生や指導してくださった先生方の熱い期待があったからであります。私は、2年生ということと同時に、先輩という立場であったため、全体のサポート役としていろいろな仕事をしてきました。 来年も、またプログラミング・コンテストが開催されることと思います。次の私の仕事は、コンテストそのものを次の後輩に伝えることであります。今後も、私は、挑戦した夏の体験を元にさまざまな活躍をするために、努力をしていきたいと思います。 |